まだまだハマキガ(6).トサカハマキ.
やっと2月に入った.
桜が咲くのは5月中旬だから,春はまーーーーーーーーーだーーーーーーーーー遠ーーーーーーーーーーーーーーーーーいよお.
貼る画像のストックは持ちそうだけどさ.
ごくごく一部で話題沸騰のハマキガ特集.やっぱり人々はそれぞれの画像フォルダの闇に,抑圧されたハマキガたちを溜め込んでいるものらしい.ハマキガは虫撮りにおける無意識を形成する.
というわけでトサカハマキ.わたしにとっては「早春蛾」の一頭である.
越冬物と思われる.06年4月21日.前翅長は1cmほど.のっぺりと貼り付いているだけの蛾.
模様の変異が激しいようで,これは蛾LOVEさんやがいすとさんに同定してもらったもの.
次は同年5月4日.
すでに模様が違っている.翅の真ん中に鱗片が立っているのが最大の特徴とされるが,そんな蛾は他にもいたような気がする.
とりあえず春先に出てくるこんな奴はトサカハマキだとしておこう.
もっと補正して明るくすればよかったかな.
学名は Acleris cristana .今月の「日経サイエンス」のコラム風に訳せば「貧乏人属鶏冠野郎」(本当は女性名詞).