トリバガの類.ヒラタアブの類.ヨモギネムシガ.ヘリキスジノメイガ.カンタン.コガシラアワフキ.ホソアワフキ.

 夕方近くになって急に気温が落ちてきた.17時出撃,と言っても,自宅周辺をうろつくだけである.
 蛾屋に適応しているので,昼の虫撮りは気分が今一つ盛り上がらない.


 自宅の庭は4年間放置したので大層立派なことになっている.きちんとした花壇や畑を作っている隣家はかなり心を痛めているようである.

 トリバガの類

 もちろん同定不能

 ○大きな(おそらく)タナグモ.ピントを合わせているうちに奥に引っ込んでしまった.
 ●ムシヒキアブの類の交尾.

 ヒラタアブの類.これも同定の対象ではない.ましてや頼りの『札幌の昆虫』が行方不明中なのでなおさらである.

 逃げようとしているところ.

 やっと種名に自信をもてる虫に出会えた.

 ヨモギネムシガ.前翅長11mm.かなり擦れて色合いがよくない.
 何だかヘンテコな名前だが,ヒメハマキ亜科である.アルテンの灯火ではあまり見かけないが,自宅庭には以前からいるようである.


 駐車場になっている空き地へ移動.草茫々である.
 ●ナガコガネグモ

 ヘリキスジノメイガ

 まだ苫小牧では減っていない.足元から次々に飛び出す.コンビニの裏手の壁に4頭確認.擦れ気味の個体が目立つ.

 カンタンの幼虫.

 カンタンの和名については,MZKさん「++ Circus Blog ++」の「“邯鄲(カンタン)”の夢☆彡」参照.
 「鳴く虫の女王」の呼び名もあるようだが,個人的には不景気な声に聞こえる.

 ●ナナホシテントウ

 カメムシを探すが見つからない.というわけでアワフキムシ2題.


 コガシラアワフキ

 肥っている.草の汁でこれだけ肥るのは大変だろうと思う.


 ホソアワフキ.北海道の道端で最も普通に見かけるアワフキムシ.

 北隆館『昆虫大図鑑』によれば,個体変異が著しいという.でも大抵はこの模様である.


 ああ,やっと明日は車が戻ってくる.蛾撮りにいける.