ブトボソさんからのメール。カシワマイマイ。スゲドクガ。マイマイガ。

 とにかく今年は雨続き。虫撮り的には楽でいいのだが,家の中がしけってやりきれない。内地の梅雨というのはこんな感じなのかもしれない。


 というわけで「札幌カラス研究会」会長にして(わたしは会員なので,わたしの上司である),ブログ「カラス」の管理人のブトボソさんからのメール紹介。
 カラスを追跡するかたわら,その餌となっている昆虫たちの観察も怠りなく,素晴らしい虫画像を折々に送ってくれている。
 今回はとりあえず,蛾の幼虫だけで失礼。同定はブトボソさんによるもの。わたしは幼虫には慣れていません。だって灯火に来ないし。
 せっかくだから成虫も。こちらは拙画像の再掲ものである。コラボレーションの一種だと思ってくれれば幸いである。


 その1。
カシワマイマイ
 ブトボソさん撮影。カシワマイマイ。なんだかしばれているように見える。
 成虫はこちら。

 拙画像。これは♀。♀は大きい。


 その2。
スゲドクガ
 ブトボソさん撮影。スゲドクガ。美しい毛虫。
 成虫はこちら。
スゲドクガ
 拙画像。白い翅と黄色い脚の蛾。幼虫の面影が少し残っている。


 その3。マイマイガの幼虫あれこれ。
マイマイガ
 ※Aclerisさんから「クヌギカレハのような」とのコメント。
マイマイガ幼虫
マイマイガ蛹化
 すべてブトボソさん撮影。最後のものはもう蛹だな。
 成虫。

 拙画像。これも♀。カシワよりも少し小さい。


 最後の1枚。
ハシブトガラス捕食
 何かと思ったら,マイマイガの幼虫を捕らえたハシブトガラス食物連鎖の輪はしっかり結ばれているのであって,何でも駆除すればすむというものではないのが分かる。


 というわけで,どうもありがとうございました。ごく一部の特殊な方々のご協力と,読者であるこれまた一部の特殊な方々のご支援をもちまして,当ブログは何とかかんとか続いております。