ベニスズメ。ゴマダラシロナミシャク。ナシイラガ。マダラカマドウマ。コヒサゴキンウワバ。ハイイロオオエダシャク。ズグロツバメアオシャク。ウスイロオオエダシャク。エゾシモフリスズメ。

大沼公園駐車場

 あ,カメラのCFを忘れた。でも目の前にはヒサゴスズメが。急いで取りに戻る。
 15分後。戻ってくるともはやヒサゴは姿を消し,そこにはクルマスズメが座っている。あーあ。

 でもベニスズメを発見。これで機嫌を直すことにしよう。
ベニスズメ Deilephila elpenor
 25mm。空飛ぶサツマイモ。

 ●キドクガ(19)が2頭飛び回ったり走り回ったりしている。危険性は乏しいだろうが,でも何となく嫌。

 初見。1枚で完全逃走される。小さい蛾。
ゴマダラシロナミシャク Naxidia maculata
 てっきりホシオビコケガと思っていたが,確認すると紋がどうも違う。調べ直して,ゴマダラシロナミシャク。その他にゴマダラシロ「エダシャク」というのもいて,これまたよく似ている。遠目で見ればどれも同じである。

 トイレの前に小蛾。
ナシイラガ Narosoideus flavidorsalis
 ナシイラガ。13mm。

 トイレの壁に黒い影。力一杯フラッシュを当てる。
マダラカマドウマ
 マダラカマドウマ。そういえば昨夜も見かけた。

 金ピカのキンウワバ。なるほど「金上羽」の名称はこういうタイプから付けられていると合点。初見。
コヒサゴキンウワバ Diachrysia nadeja
 コヒサゴキンウワバ。13mm。

 ハイイロオオエダシャク。29mm。
ハイイロオオエダシャク Biston regalis
 明確なスタイルをした,好ましい蛾。正面から。
ハイイロオオエダシャク Biston regalis
 ああ,丸い。

 もうどんどん割愛。
 ●リンゴツノエダシャク(28)。キタウンモンエダシャク(24)。スモモエダシャク(25)。
 ●ウススジオオシロヒメシャク(17)。
 ●テンクロアツバ*数頭。クビグロクチバ*2。キモンコヤガ(8)。
 ●クワゴモドキシャチホコ(12)。ハガタエグリシャチホコ(16)。セダカシャチホコ(42)。
 ○クルマスズメ*2。
 ○よく分からない白い小さい貼り付いている蛾はどんどんスルー。
 駐車場にすっと車が入ってきて,3人組の若者が降りてくる。手に懐中電灯を持っている。××××採りだな。
 話しかけてくる。こういう遠慮のなさは若者の特権であって,わたしは嫌いではない。××××は全然見かけないよ。何を撮っているのですか。蛾ですよ。
 まだ聞いてくる。この蛾は何ですか。クルマスズメである。向こうは面白がってどんどん聞いてくる。リンゴツノエダシャク,セダカシャチホコ,スモモエダシャク,キドクガ。難度Dランクの蛾ばかりなのだが,蛾に関心を持ったことのない人にとっては,蛾の名前が即座に分かる人間がいることは驚きであるらしかった。
 やがて彼らは××××をあきらめて,またどこかに行ってしまった。

アルテン温泉看板

 ●シロモンアツバ(12)。
 ●ウスベニアヤトガリバ(19)。

 褪せ気味のアオシャク。
ズグロツバメアオシャク Maxates fuscofrons
 おそらくズグロツバメアオシャク。17mm。
ズグロツバメアオシャク Maxates fuscofrons
 一応,顔色の確認。

 よく分からないのはみんなスルー。

馬場駐車場

 リンゴツノエダシャク。この夜2頭目。31mm。
 ※間違い。ウスイロオオエダシャク。
ウスイロオオエダシャク
 ポジションがいいので正面から。
リンゴツノエダシャク Phthonosema tendinosarium
 丸というより大福型。

 このポイントでもクルマスズメ*2。ハネナガブドウスズメ*2。
エゾシモフリスズメ Meganoton analis
 56mm。

 ●シャチホコガ(27)。この夜2頭。
 ●キシタエダシャク(21)。

温泉駐車場

 ●ハイイロオオエダシャク(28)。
 ●ギンシャチホコ(20)。
 ●ゴマケンモン(18)。


 今夜の死骸。
死骸
死骸
死骸