遠足その1。ゾウムシの類。クロコブゾウムシ。ハイイロヒョウタンゾウムシ。オオゾウムシ。イタドリハムシ。アトボシハムシ。コオニグモモドキ。オオハエトリ。コガネエビグモ。
というわけで高校生の炊事遠足に付き合いました。わたしが病気なのは人々に周知なので,歩きは免除。「救護班」なる職責を与えられて,ぞろぞろ歩く高校生の後尾を車でのろのろ付いていく。歩くことに挫けた高校生を車に拾う趣向なのだが,運転手がすでに病気なので,後はおして知るべきである。
道はひたすらひたすらガス。真っ昼間だよ。狂ってるよね。毎時3キロ。ほとんどセルモーターのみで走行しました。無限の時間の果て。アルテンのキャンプ場へ。
炊事遠足なのだけれども,わたしは野外での食事が嫌いなので不参加。車中で握り飯を食べてから虫撮りをはじめる。わたしには協調性も社会性もありません。
というわけで気力がないので,3回に更新を分けます。ごめんなさい。
まずは〜。ゾウムシから。いやあ,甲虫はぜんぜん分からんです。
便所の壁。
鼻先まで12mm。よく見かける奴なんだけども同定できない。キボシゾウムシの類?
便所の裏手の壁。便所のまわりを険しい顔をしてカメラを持ってぐるぐる歩き回っているのだから一見して変質者である。一部の高校生もそう思ったかもしれない。そういう学生には単位を出さない予定でしかない。
これはクロコブゾウムシ。10mm。
何だか材木がごちゃごちゃ積んであるところの壁。
大きいのできっとオオゾウムシ。大きいのでもちろん背中にまではピントがこない。測ろうとすると生意気に落下した。
一転して葉上。当ブログでは希なシチュエーションである。この明るさはわたしにはそぐわない。
でもゾウムシだしな(完全に蛾屋的価値観に縛られている)。おそらくハイイロヒョウタンゾウムシ。12mm。
次はハムシ。
右半身のパーツが著しく損傷しているイタドリハムシ。
どうしてこんなことになったのか想像がつかない。というのは嘘で,無理矢理想像すれば結構何とかなるのだが,ブログに書いても仕方がないので書かない。
次回の更新は,半翅目と蛾です。この下に続けるという不親切仕様になります。気持ちがすさんでいるということもありますが,記録の整理上の都合でもあります。見捨てないでください。orz。