カバキリガ。アトジロエダシャク。イモムシの類。ヒラタマルハキバガの類。トビモンオオエダシャク。ホソバキリガ。ハネナガカバナミシャク。

 昼前に出勤。あらゆる時間外は月給の4%に固定されているので,働くだけ損なのだが勤務時間内にこなせるほど有能じゃないので仕方ない。
 4時間ほど時間割編成の「不思議の世界」へ。


 19時過ぎに出撃。快晴。

大沼公園駐車場

 まだ時間が早いので蛾影は薄い。

 植え付け前のプランターの上。目立つ灰色頭。
カバキリガ Orthosia evanida
 定番のカバキリガ。21mm。このままだとプランターに鋤き込まれるな。

 ここはとりあえずこんなもの。

アルテン温泉看板

 今日も車が多い。

 待ち受けていたのはアトジロエダシャク。21mm。
アトジロエダシャク Pachyligia dolosa
 フタコブが突き出して,動物の出来損ないのぬいぐるみの耳のようである。


 看板の裏にもう1頭。
アトジロエダシャク Pachyligia dolosa
 これも21mm。この蛾は翅を立てていることがよくある。


 そうこうしているうちに,更に2頭飛んできたがもう撮らない。

 イモムシ発見。
イモムシイモムシ
 体長28mm。同定はしません。
 (Flikcr にうpすると,たちまち view が付いた。人々はこういうものを激しく見たがるらしい)。

 顔をかすめて小さな蛾が飛ぶ。少し高いところにとまった。ハマキっぽく見える。では記念撮影。
ヒラタマルハキバガの類  Depressariidae
 間違えた。ヒラタマルハキバガだ。春は目立つんだよな。
 仕方ないから腕を伸ばして測定。12mm。特徴がはっきりしているから調べれば何とかなるかと思う。


 もう1頭。おそらく同じ種。
ヒラタマルハキバガの類  Depressariidae
 11mm。
 帰宅後「みんな蛾」を見たが,ドンピシャというのはなかった。危ないので無理には同定せず。

 ゴミシャク発見。これは同定した記憶があるが,もちろん現場では名前が出てこない。
ハネナガカバナミシャク Eupithecia takao
 名前が分かる貴重なカバナミシャク。ハネナガカバナミシャク。12mm。

覚生川通り

 今夜のテーマ。路灯チェック。
 落ち蛾はカバキリガ(21mm)*1のみ。電柱は,高ーいところばかり。

ホソバキリガ Anorthoa angustipennis
カバキリガ Orthosia evanida
カシワキリガ Orthosia gothica
 (おそらく)ホソバキリガカバキリガカシワキリガ

温泉駐車場

 車だらけ。

 トビモンオオエダシャク。26mm。
トビモンオオエダシャク Biston robustus
 顔が見えないので,どういうアングルで撮っても面白みのない蛾。この蛾は飛んでいるときの迫力を楽しむべきだと思う。

 わたしには「ミヤマカバキリガ」がどうしても分からないのだが,これはホソバキリガでOKだと思う。
ホソバキリガ Anorthoa angustipennis
 18mm。カバキリよりは小振り。
 素朴に真上から撮ると,いかにも虫という感じで面白い。


 1時間ほどで撤退。気力が尽きたのである。明日も出撃するとその翌日の仕事に障ってくるような気がする。サボろう。


 ※うp前に読み返してみる。つくづくやる気のない後ろ向きのブログだなあ。(TдT)